外務省領事局旅券課の統計によると、2008年度に海外へ旅立って行った日本人の総数は1730万人にも上ったそうです。しかし、それに伴って海外旅行中の事件、事故もここ10年間で2倍に増加していて、渡航先で何らかのアクシデントに巻き込まれ、在外公館のお世話になった方々だけでも約2万人を超えたそうです。
事件、事故に限らず、病気も含めた海外でのアクシデント件数が増加すれば、必然と海外力高保険のお世話になる頻度も高くなるわけです。某傷害保険会社の調査によると、2005年に海外での事故発生率は2.4%、つまり、42人に1人の割合で何らかの事故や病気のために保険の適用を受けているのです。現在の海外渡航の状況では、自分がいつこの42分の1になってもおかしくはない状況だと言えます。
海外旅行保険が数多く適用されるケースには「疾患」が挙げられますが、諸外国の医療制度は日本と著しく違っています。日本は世界でも稀に見る医療制度が整った国であるため、保険証さえ持っていれば3割以下の負担で適切な診察、治療を受けることができます。しかし、諸外国の多くは全額負担を余儀なくされる国も多く、例えば、盲腸などの軽い疾患で、手術を含めて1週間ほど入院しただけの場合も100万円~300万相当額の治療費を支払わなければならない状況なのです。銀行 金利 キャンペーンに躍起になって、少しでも多くの利息を得ようとしている日本国内の事情とは、根本的に異なるのです。
こういった日本とは全然違っている海外の事情を知ると、改めて海外旅行保険のありがたさが分かり、「よくよく考えて適切なものに加入したい」という気持ちが強くなるはずです。そこで、ここでは海外旅行ビギナーの方々でも易しく理解できる、海外旅行保険というものの基本についてお話ししていきます。